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2008年C&R区間(峠川)産卵床調査報告 |
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★アマゴの産卵床調査結果 |
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調査河川 |
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岐阜県郡上市白鳥町石徹白 石徹白川支流峠川 |
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対象魚種 |
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アマゴ |
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調査区間 |
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C&R区間 |
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調査日 |
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2008年10月15日(+2日) |
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調査人数 |
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4人 |
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調査日状況 |
: |
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天候:晴 気温:23℃ 水温:下流13℃/上流11℃ 水量:減水 水質:良 |
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下流部 |
中流部 |
上流部 |
枝谷 |
合計 |
産卵床数 |
4 |
14 |
5 |
1 |
24 |
ペア魚数 |
6 |
17 |
3 |
1 |
27 |
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※ 人工産卵場の産卵を含む |
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※ 枝谷は1河川の入り口のみ調査 |
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10月15日の調査は少し早かった気がしましたがそれでも19個の産卵床を確認することができ、また数日後に確認した人口産卵場造成に伴う砂利採取現場での産卵と人口産卵場内の分を含めると24個ありました。
ペア魚数のほうも27組あり、これらの合計で51個の産卵となり、かなり多い産卵が確認できました。また、今年は本流からの遡上魚と思われる40cmもある大物アマゴもかなり見かけましたことも報告しておきます。 |
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★イワナの産卵床調査結果 |
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調査河川 |
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岐阜県郡上市白鳥町石徹白 石徹白川支流峠川 |
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対象魚種 |
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イワナ |
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調査区間 |
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C&R区間 |
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調査日 |
: |
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2008年11月12日(+1日) |
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調査人数 |
: |
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3人 |
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調査日状況 |
: |
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天候:晴 気温:17℃ 水温:上流7℃ 水量:減水 水質:良 |
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下流部 |
中流部 |
上流部 |
枝谷 |
合計 |
産卵床数 |
2 |
− |
27 |
22 |
51 |
ペア魚数 |
− |
− |
10 |
1 |
11 |
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イワナの産卵はアマゴより1ヶ月ほど遅いので11月12日に行いました。今年は渇水のため水量の非常に少ない枝谷があり、当然遡上にも影響があったと考えられます。そのような理由からか今年は峠川本流域にも多く産卵床が確認できました。 |
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魚道機能回復整備の作業報告 |
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産卵の手助けの一環として、2008年5月上旬に砂利で埋まってしまっていた魚道の砂ざらえを行いました。産卵の手助けとしては早い時期でしたが、産卵期以外も魚の移動ができたほうが良いという観点からこのような時期の作業となりました。幸い昨年は産卵期まで大きな出水もなかったので、この一回の作業で済みましたが産卵期までに埋まってしまうようなことがあれば、何度でも整備する予定でおりました。 |
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今回整備した場所は、本流との合流点から数え2番目の堰堤で、数年前からほとんど機能していないのが気になっていた魚道です。堆積物を取り除いた結果、階段式の魚道にすっきりとした水の流れを確保することができましたが、この魚道には工事の時に魚に優しい工法と称し、コンクリートをカバーする厚さ5cmもあるフェルト状のものが取り付けられていて、それがビリビリに裂け魚道をふさいでしまっていた部分が数箇所あり、当然それも取り除きたかったのですが、当日用意していた道具ではどうにも歯が立たず、けっきょく後日もう一度出直しましたので実際には2日間の作業となりました。こうしてやってみた感想は意外と少人数でも充分できる作業だなと感じました。
そして、この年の産卵期には、明らかに遡上魚と思われる40pもある大アマゴを何匹も確認することができました。産卵期前に遡上に都合の良い大増水がなければ、このような個体が堰堤を越すことはできないはずなので今回整備した魚道を利用してあがってきたものと考えております。そしてこういった事実から峠川が石徹白川本流に魚を供給する種沢となっている証と言えると思います。今後も産卵場所の保全と親魚の残留のためになる活動を続けていこうと思っています。 |
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報告書作成者 斉藤彰一
産卵調査データ作成者 大津 浩
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